田中 史人(Tanaka fumito)
身分:国士舘大学 経営学部 教授
学位:博士(経営学)=中央大学
資格:中小企業診断士、販売士1級
略歴:1961年山梨県甲府市生まれ、学習院大学経済学部卒業後、サービス業(運輸・流通・リゾート:静岡、名古屋(愛知)、東京、埼玉、山梨)、製造業(一般機械:山梨)で企画調査部門を中心とした実務経験後、北海学園大学経営学部(札幌)を経て、2009年度より国士舘大学(世田谷)に赴任。
専門分野:事業創造、経営革新(イノベーション)、経営戦略、企業家精神(アントレプレナーシップ)、ベンチャー経営など。
講師・コンサルティングなど:事業戦略・マーケティング戦略の立案、事業創造・経営革新支援、ビジネスプラン作成、新事業開発、マネジメント講座、創業塾等の講師や企業コンサルティングに定評。経済産業省、市町村などで産業振興関係の委員などを歴任。
主な著書・業績:『地域企業論−地域産業ネットワークと地域発ベンチャーの創造』同文舘出版・2004年、『現代マーケティングの理論と応用』(共著)同文舘出版・2009年、『現代日本企業の競争力-日本的経営の行方-』(共著)ミネルヴァ書房・2011年、『経営学の定点』(共著))同文舘出版・2011年など。
≪FT-entreゼミナールの紹介≫
【ゼミの約束〜七箇条〜】
1.約束を守ること。
(できない約束はしない。)
2.時間を守ること。
(無断欠席・無断遅刻厳禁、5分前行動を徹底する。)
3.期限を守ること。
(納期厳守、早めに対応する。)
4.早めの連絡を徹底すること。
(連絡は後にまわさず、発生した時点で対応する。)
5.ゼミナール活動を学生生活の中心とし、基本的にゼミナール活動を最優先で活動すること。
(企業訪問など、ゼミの時間以外の活動。)
6.経営学部の専門科目を積極的に履修し、履修科目の指導を受けること。
(ゼミナールメンバーの知識の共通化を図るため。)
7.ゼミナールの公式活動は、原則全員が出席すること。
(企業訪問、外部講演会出席、企業家講演会、プレゼンテーション、ゼミ合宿、懇親会など。)
【ゼミの理念】
使える能力、活きる力を身に着けよう。
目指せ、「出来る人」!!
【ゼミの活動のテーマ】
事業創造と企業家精神
【ゼミの目的】
現在の企業社会において求められる実務能力は、企画力と実行力、すなわちビジネスプランを立案しそれを実行していく能力です。
特に新しいアイデアや技術を探索し、事業計画として立案・策定する能力、それを結実させる訴求力(関係者を納得させてプランを実現する力)が中核的な能力となります。
“できる人“はこのような能力を体得した人財であり、多くの“できる人“を輩出していくことが日本を元気にする特効薬なのです。
そして、この“できる人“を育むことが、我がFTentreゼミの大きな目的となっています。
【概要】
“できる人“になるためには、「知識を実際に活用できる力を身につけることが必要である」との基本方針のもと、現場を重視し、企業との共同プロジェクトの推進、ビジネスケースやビジネスプランの創造に取り組んでいます。
このため、ゼミの正規の授業以外の活動も多く、ゼミナール活動を優先し学生生活の中心としてとらえる姿勢が求められます。
FTentreゼミでは、はじめに企業活動を見る基本的な「ものさし」となる知識の習得を図り、その上で、注目する企業の事例を掘り下げて実際のビジネスの現場でも活用できるようなビジネスケースを創り上げるか、完成度の高いビジネスプランをまとめ上げます。
この活動に合わせて、外部に向けたさまざまな活動を積極的に進めていきます。
それは、企業訪問、企業家インタビュー、講演会への参加、各種プロジェクトなどへの参加、ビジネスプラン・コンテスト(キャンパス・ベンチャー・グランプリ、学生企業家選手権、横浜ビジネスグランプリインナー大会(プレゼン部門)学生ビジネスプランコンテスト等)への応募などです。
今までのビジネスプラン・コンテストでは、エリアグランプリ、奨励賞、努力賞、佳作など輝かしい成果をあげています。
【“できる人“の五箇条】
①「ロマン」と「ビジョン」
本当にやりたいことを実現する大きな夢(=理念)を持つこと,そしてそのための方針(=計画)を決めること。
そして,あきらめないで努力すること。これが,まずは基本でしょう。
②「上」を向いて歩こう
いつでも自分より上を見る向上心。そして,あきらめない努力。
それが,「ロマン」と「ビジョン」を実現する唯一の方法です。
ポジティブ・シンキングが大切です。
③ともだちのともだちは、やっぱり「ともだち」
人のネットワークは自分を助ける最大の味方です。誰と知り合っているのかが重要なのです。
自分を活かすネットワークは,多くの優秀な知り合いから生まれる。だから,ともだちのともだちは,とっても大切です。
④ねうちは「世間」が決めるもの
能力は,自分ではなく,人が評価するものです。
もちろん,それは自分にとって重要な人々から評価されなければなりません。
「できる人」は,能力を評価される人なのです。
どんなに努力しても,評価されなければなんにもなりません。
正しい方向性と人に認められる表現力が大切なのです。
⑤事件は「現場」で起こっている
ビジネスは机上の空論ではありません。実際に起こっている生の現象です。
そのことを実際に理解し,活用できる能力を身につけるためには,「本」を読むだけでは不十分です。
「本」は知識を身につけるものであり,それを活用する能力は「現場」を知ることによってのみ身につきます。
多くの経営者,企業家,実務家と触れ合い,「場」を共有することが必要なのです。